【集中力が切れたときは、おもしろ本を読む】ひとりインプット奴隷合宿

会社が休みの日であることに気づくのが遅れた私は、ひょうんなことから4連休を手に入れた。

やることなんて特にない。

「そうだ、インプット奴隷合宿へ行こう!」

家から一歩も出ない休みもおつなものだが、せっかくなら家以外がいい。

ホテルにしよう。ホテルに引きこもろう。

たまたま、YouTubeで面白おかしく言語学やコンピュータサイエンスを話している天才を知っていた。

ゆる言語学ラジオ、ゆるコンピュータ科学ラジオさんだ。

僕はエンジニアなのでコンピュータの為になる話を教えてくれる教えてくれるエンタメとして、「ゆるコンピュータ科学ラジオ」さんを毎日の通勤電車で聞くのが日課になっている。

そんな彼らが定期的に行っている活動として、「インプット奴隷合宿」なるものがある。

名だたる温泉旅館や観光地に行っては、本を読んで観光しないという超ストイックなインプットメソッド。

私も本好きの一端としてやってみたい気持ちに踊らされたので、予定がなかった4日間を使って
「ひとりインプット奴隷合宿」 をやってみることにした。

スーツケースに本を10冊、Kindleでも10冊を持ち寄っていざ勝負。

スケジュールは朝に起きたら朝食をいただき、お風呂に入り、そして本を読む。
それだけだ。

お菓子もお酒も買い込んだ。

目次

やってみた感想は、究極の満足感

平日、本に接する時間はあんまり確保できない私は、まとまった時間の読書がこんなにも心を満たすことができるなんて知らなかった。

本を読むしかない環境はお金を出してでもやってみる価値があった。
朝から晩まで本を読む。

疲れても、本を読む。

こうきくと、かなりストイックでハードなメンタルを持っている人しかできないのかと思うかもしれないが、全くそんなことはない。

私がやってみて、インプット奴隷合宿を楽しむためのポイントがあったため、紹介する。

ホテルの椅子にこだわれ

部屋机と椅子が備え付けられていること(できれば、クッション性の高い椅子)。

机と椅子は必須だ。
畳の上であぐらをかくこともできるだろうが、腰や尻が爆発する。高級なホテルである必要はないが、ある程度のデスクワークができるような机と椅子があった方が良い。

椅子はネット予約時にある程度は写っているだろう。
見た目しかわからないが、クッション性があって座り心地が良さそうな椅子であれば良いだろう。

机は広ければ広いほどよいが、そこまで気にする必要はない。
本を置けるくらいのスペースがあれば最高だ。

インプット奴隷合宿の机

2泊以上の休みを確保せよ

2泊以上の休みがあることは、読書に集中する時間をちゃんと確保するためである。
1泊のみの場合は、チェックインからチェックアウトまでの時間が短く、夜ご飯や風呂に入っているだけで時間がなくなってしまう。

例えば、15時チェックインで、11時チェックアウトだとしよう。チェックイン日は19時まで本を読んだとして、それから20時までご飯、21時まで風呂に入っていると、24時ごろまで合計7時間。

読書時間が7時間しか取れないのである。

これだと少ないと感じるだろう。思いの外、本を読み進めることが難しいと感じるかもしれない。1冊か多くて2冊読めれば良いほうだろう。
インプット奴隷合宿としては物足りない。もっと読むために2泊以上がオススメだ。

最大限見積もっても1泊だと10時間ほどしかできない。

インプット奴隷合宿の良くないスケジュール

3種類の本を用意せよ

本を読んでいて疲れることはザラにある。インプット奴隷合宿では疲労や集中力の欠如が起きたとしても本を読むことが求められる。そんなとき、頭を使って読み解かなければならない本ばかりだと、読書を続けられないのだ。

だから、頭を使わなくても読めるような本も用意しておくと良い。

加えて、娯楽のために読む本もあると良い。普段ならYouTubeやアニメで心を潤わしていることもあるだろうが、インプット奴隷合宿ではそうはいかない。本を読むしかないのだ。本から心を潤わせるような娯楽を得ることが重要である。

周囲のコンビニを探せ

インプット奴隷合宿では、食事に時間をかけすぎるのももったいない。できる限り時間を書けず、本を読みながら食べられるようなものを手に入れられると良い。

また、お酒やおつまみがあるともっと楽しくなる。
いつでも好きなときに買いに行けるような環境だと最高だ。

おわりに

平日休みがあるときに定期的にやりたいと思った。
とにもかくにも、本だけに集中できる時間を意図的に確保するというのは人生においても良いと思った。

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