後回しにしてない?タスクを確実に進めていく方法!〜開始デッドラインを決める〜

仕事や人生で成果を出すために、タスクを先送りにしない方法

「人から頼まれた仕事はできるんだけど、自分でやりたいタスクは着手する気がおきない」

「プライベートの目標や予定を立てても面倒になって、始めることができない」

「どうもタスクを先送りにして、いつまでたっても取り掛かることができない」

バリバリ仕事をこなしているビジネスマンの方や、今の自分を変えてもっと成長できるようになりたいと考えている方々にとって、よくある悩みではないでしょうか?

このような悩みはタスク管理のやり方がわかってしまえば誰でも確実に進められる事ができるようになります。

今回は僕が実践しているタスクの「開始デッドライン」についてご紹介します。

これまでに大量の書籍を読み、試行錯誤しながらたどり着いたことなので、「タスクの先送り」に悩んでいる方はぜひ使ってみてください。

目次

開始デッドラインとは?

誰かから頼まれた仕事には必ず納期がありますよね。この期日をデッドラインと読んだりします。

デッドラインとは文字通り、「死のライン」です。タスクにおいてのデッドラインとは、その期日を超えると「タスクに価値がなくなる」ということです。

では、開始デッドラインとは何でしょうか?

それはタスクに着手するまでの期日です。その期日を過ぎる前に、必ずタスクに着手しなければなりません。

もし、開始デッドラインを過ぎてしまったら?

そのタスクにはもう二度と取り掛かってはいけません。デッドラインとは本来それくらいの意味を持った言葉なのです。

デッドラインを超えるということは、もう二度とそのタスクをやってはいけないということになります

だからこそ、開始デッドラインを超えないように必死になって取り組むことができるのです。

余談:最優先事項を優先する

人生に与えられている時間はみんな平等ですが、決して長くはありません。

その貴重な時間を優先度の高いタスクに割り当てて、人生にとって有意義な活動に集中する必要があります。

そこでも開始デッドラインが生きてきます。あなたが設定した開始デッドラインまでに、着手できなかった場合、それはあなたにとって優先度が低いことがわかります。

他の仕事が多くて時間がなかったという声も聞こえて来そうですが、もし本当に大事なタスクだったら自分で時間を作れるはずです。

そのようなタスクは、もういっそのことやらないと決めてみるのはいかがでしょうか。

人生にとって重要なタスクだけに絞って生きるきっかけになるかもしれません。

開始デッドラインを設定するコツ

そもそもタスクが先延ばしになるのは、着手をしないままにしておくからです。

忙しい日々を生きている私たちは毎日のように大量のタスクが発生しています。

にもかかわらず、ずっと放置された1ヶ月も前のタスクはやりたくありませんよね。そんな状況にならないように、確実にタスクは手をつけた状態にしておく必要があります。

開始デッドラインを決める手順

開始デッドラインを決めるための手順は次の通りです。

  1. タスクの完了日を設定する
  2. タスクを細分化する
  3. 最初にタスクに開始デッドラインを設定する

1. タスクの完了日を設定する

開始デッドラインを設定するためには、まず通常のデッドラインつまりは納期を設定します。

具体例として、転職活動を例にします。

転職活動の完了期日は、来年の1月に新しい会社へ入社することとします。

すると与えられている期限が判明します。もし今が7月だとしたらあと6ヶ月ということになります。

2. タスクを細分化する

その6ヶ月間で実施しなければならない作業をタスクとして細分化します。一例として、下記を上げてみます。

  1. 転職サイトに登録する
  2. 転職先の候補を探す
  3. 履歴書を作成する
  4. 職務経歴書を作成する
  5. 転職先に応募する
  6. 面談を受ける
  7. 内定を受諾する

最初のタスクに開始デッドラインを設定する

はじめに取り掛かることは「転職サイトに登録する」ですよね。

なので、この作業に対して開始デッドラインをつけましょう。

転職サイトに登録する:来週月曜 20:00まで

そうしたら、あとはその期日までに「転職サイトに登録」すればいいだけです。

最初の1分間に全力を出す

タスクは取り掛かり始める最初の一歩にもっとも大きな意志力を必要とします。なぜならば人間の脳というのは現状維持することに長けており、変化を嫌う性質があります。

新しい作業を開始すると、集中モードに切り替えないといけません。それを脳が嫌っているからずるずるとタスクに手を付けず延期ばかりしてしまうのです。

でも、一旦作業をはじめてしまえば、脳はその状態を維持しようとします。作業に集中しはじめると別に意志力なんてなくても、勝手に体が作業を続けてしまいますよね。

だからこそ、あなたの意志力を使う場面は最初の1分間だけなのです。そのあとは脳が勝手に継続してくれます。

アクションプラン

おさらいです。タスクを先延ばししないためには、下記の順番でやってみましょう。そうすればきっと自分の目標や夢に向かって確実に進むことができます。

気づいたときにははるか遠くまで歩いていることでしょう。

  1. タスクを細分化
  2. 最初のタスクに開始デッドラインを設定する
  3. 開始デッドラインが来る前にタスクに着手する

最後まで読んでくれて、どうもありがとう。

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この記事を書いた人

20代のエンジニアです。普段はタスク管理や不安解消の方法について発信しています。現在はカウンセラーになることを目指して勉強中です。夢は「多くの人々が、自分の不安を乗り越えて熱中できる世界」を作ること!!

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