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読書の効果を最大限に発揮する読書ノートのデジタルとアナログの使い分け

読書をしても結局、生活が何も変わらなくて悩んでいるというの私たちにとって大きな課題です。

気になったところに線を引いたり、本の端を折り曲げてわかりやすくしたり、大事だと思う文章を書き写したりしますが、それらをどうやってまとめるか試行錯誤をしているのではないでしょうか。

私はアナログとデジタルを潔く両方使うと決めてからスムーズに読書の結果を整理できるようになり、納得のいく形にすることができました。

それでは、私がアナログとデジタルでどのように読書を整理して、読書ノートに落とし込んでいるかをお話します。

目次

読書で知識をアップデートする

まず前提として、読書の目的は新たなインプットを通して自分の考えを変えることです。なので読書をしている最中は本の内容を理解することに徹したほうが良いと考えています。そこで活躍するのが、紙のノートです。紙のノートであれば読書中に理解できない文章や難しい概念を自分で図解しながら理解できますよね。

数ページに渡ってわからない話が続いたとしても、本を行ったり来たりしながら、さっきノートに書いたところに追加しつつ理解を進めることができます。

一方、デジタル(ここではパソコンなどへのタイピングでメモすることを前提)の場合、文章と文章の間に追記することは簡単にできますが、イラストを書きながら図解して理解することは難しいですよね。

なので、理解を目的とした場合は紙のノートに軍配があがると思っています。

私はiPadも持っているので、数百ページにも渡るメモを書いてきました。なので代用できると思いますが、初期コストがかかるためまずは紙のノートで実践するのが良いと思います。

読書中はとにかくメモを取る

紙のノートは本の内容を理解することに徹することに使うと言いましたが、具体的には気になる文言があったら自分なりの意見や言葉に変換して、書いていきます。

ときには図解しながら理解度を高めるようにします。

読書メモ

思いついたアイデアや他の本から読んだ知識で関連しそうなものがあったら、それもメモに書きましょう。同時にページ番号も書いています。

私ははじめはデジタルでメモを取るようにしていたのですが、アナログノートにしてからは、図も簡単に書けるし自分がわからないところは何度も追記しながら理解をすることができるようになりました。

デジタルだと本の内容をそのまま書き写したくなっていたのですが、本の内容をそのままメモに残しても意味がありません。それだけならば本のページを書いておいて、いつでも参照できる状態にしておけばいいだけです。

大切なことは自分の言葉で書くことで、他人に説明できるレベルに理解して、その知識を使いこなすことです。

私はデジタルからアナログに変更しただけで、読書のスピードが上がったような気がします。

読後は読書ノートを読みながら自分の知識に変化を与える

アナログノートの問題は管理がめんどくさいことです。

あとから見返すときもノートを探さなければならないし、ずっと家にノートを保管しておくことも場所がかさむので、難しいでしょう。

私はそのデメリットを補うためと、さらなる理解をするためにデジタルノートにまとめながら書き写すようにしています。

アナログノートだとなぐり書きをするので煩雑な見た目になっていることもあります。それらもデジタルノートに書くときは見出しをつけながらきれいに構造化してまとめていきます。

そうすることでアナログノートを書いているときには気づかなかった知識同士の関係性や自分なりのアイデアを生み出すきっかけになります。

読書で得た知識は生活に取り入れる

読書で得た知識は自分の思考を変化させたり行動を促したりすることで価値を発揮します。

もし取り入れたい知識があるのだとしたら、その方法を普段から自分が使っているツールに組み込むようにしましょう。

たとえば仕事に取り掛かる前に「何を求められているのか、考える」を学んだのであれば、自分のタスク管理ツールのフォーマットにそれを書き加える欄を作ってみましょう。

そうすることで、本の内容を忘れてしまったとしても普段から使うツールにすでに組み込まれているので、自動的にやらざるを得ない状況になります。

そうすることで、自分の記憶力に頼らずに、本の内容を実践できそして習慣化できるようになるのです。

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この記事を書いた人

20代のエンジニアです。普段はタスク管理や不安解消の方法について発信しています。現在はカウンセラーになることを目指して勉強中です。夢は「多くの人々が、自分の不安を乗り越えて熱中できる世界」を作ること!!

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