「仕事から家に帰ってくると、疲れていて勉強する余裕がない」
「自分の時間の使い方を知るライフログって何?」
仕事や家事、子育てで猛烈に忙しい方にはよくある悩みですが、自分の時間の使い方を把握したいと思って、スマホアプリなどを使ってみても、思ったよりも記録が面倒だと思うことはないでしょうか?
もしそんな悩みを持っているのであれば、思い切ってアナログノートで時間の記録をおすすめします!
一日の自由時間を明確すると、資格勉強や将来に向けた投資としての時間を使うことができるようになるので、効果は非常に大きいです。
私もスマホやパソコンでの記録が続かなかった苦い経験があったのですが、アナログノートに移行してからというもの、しっかりと記録することができるようになりました。
今日はそんな方法をお伝えします!
では、いきましょう!
そもそもライフログって何?
ライフログとは人間の活動を記録することです。いうなればあなたが毎日どんなことをして過ごしたのかをメモしておくものです。
デイリーログと呼ぶこともあります。手帳には1日や月間のスケジュールなど未来のことを書くイメージがあるかも知れませんが、ライフログは実際に今日やったことを記録していきます。
スケジュール通りのこともあれば、他のことをした日もあると思います。それらの出来事を逃さずに書き留めることが大切になります。
タスク管理をする上では、まず自分が何に時間を使っているのかを把握することが重要です。そのためにはライフログを取ることが有効になります。
ライフログのメリット
過去を記録することで理想の一日に再現性をもたせられる
手帳に今日の活動を記録していけば必然的に1日をどのように過ごしたかを振り返ることができます。うまく行った日もあれば不完全燃焼で終わった日もあると思います。満足した1日を分析して、どんな要素があったのか、共通点は何なのかを知ることができれば、良かった日をもう一度再現できるようになります。
一方で、不完全燃焼の日があれば、割り込みタスクが多かったのかや、スケジュールが無理難題だったのか、寝不足で調子が悪かったのかなどの分析ができます。
これまた悪かった日の特徴が分かれば、繰り返さないように回避できるようになります。
また、一日のうち空き時間がどれくらいあるかの把握もできるようになります。例えば夜ご飯を食べてから寝るまでに2時間は自由時間があるなとわかったら、そこに夢に向けた活動を行えばいいのです。今までは時間がないと思っていても、実は使える時間が目に見えていなかっただけだったりします。
なぜアナログをおすすめするの?
私はアナログ手帳のほうが続きやすいのではないかと考えています。理由は3つです。
1. 開けばすぐに書ける
手帳はページを開けばすぐに書き始めることができます。この話をするとこのような疑問が出てきます。
スマホのほうが手軽じゃない?
デジタルの方が書きやすいと感じるかもしれませんが、実はデジタルの方が書き始めるまでの手数が多いのです。アナログはページにボールペンを挟んでおいたり、ブックマークをつけておけば一発で開いて書き始める事ができます。しかし、デジタル(スマホ)の場合は、
- スマホのパスワードを解除
- アプリを開く
- 該当のページを開く
という最短でも3つの手間があります。新しい習慣を継続するためにはできるだけ手間を減らすことが大切です。それを考えるとデジタルよりもアナログのほうが手間は少ないので、適していると言えます。
加えて、もし仕事中だとしてもデスクの上に手帳を広げておくことは何ら問題ないことですよね。スマホだと一般的に仕事中に触ることはあまり良く思われないですよね。このように考えると、どんなときでも使えるツールとして、アナログ手帳が最適なんです。
2. 複数のページを俯瞰して見れる
手帳であればペラペラとページをめくるだけで簡単に過去のノートを見返すことができます。デジタルではたとえ一覧で表示できたとしても、他のページを見るためには毎回、そのページを開かないといけないです。他のページに移動するには、もとのページに戻って、また開き直すという手間があります。なので、手軽さがないのです。
少なくとも、アナログでページを振り返るときの体験に比べると、デジタルで他のページを開く体験は劣ってしまいます。
3. お気に入りの手帳を持ち歩くとテンションが上がる
最後は感情的なことですが、お気に入りのアイテムというのは自分のテンションを上げてくれます。なので、もし仕事で辛いことがあったとしても人生を一緒に過ごしている手帳があれば、心の支えになるものです。私もお気に入りの手帳とボールペンは一生をともに過ごして行きたいと思っています。
手帳でライフログを取るコツ
ライフログの書き方は基本的に自由で、好きなようにカスタマイズをしても大丈夫です。今回は私が実際にとっているやり方をご紹介します。
■結論
時間と活動内容を書く
私はトラベラーズノートが好きなので、ライフログ用のリフィルを入れています。私の使い方は見開き1ページで1日分にしています。
左ページの上部には今日の日付を書きます。その下からやったことの開始、終了時刻と内容をメモします。右ページは日記として活用しており面白い出来事などのメモを書いています。このフォーマットを取ることで、ライフログと日記の両方を見比べることができるので、記憶として鮮明に思い出すことができます。
私のトラベラーズノートの使い方も紹介していますので、ぜひビジネス・目標管理のノートをまとめる「トラベラーズノート」の最強セットアップも参考にしてみてください。
その他のおすすめノートも書いておきます。A5程度の大きさがあると、日記も書きやすいのでおすすめですね。
■トラベラーズノート
人生のお供にピッタシなノート。トラベラーズノートは中に複数のノート(リフィル)を挟み込んで使用します。私は6冊使っています。がしがし書いてもへこたれない強さがあるので、私は大好きです。
■ロルバーン
多様なサイズ展開を行っているロルバーンです。リングノートなのでデスクの上でも場所を節約できます。紙も丈夫なのでたくさん持ち運んでも大丈夫な一品です。
■モレスキン
言わずもがな高級ノートの1角です。ハードカバーに包まれたクリーム色の紙です。少し高めですが、人生を記録するノートとしては申し分ないオーラを出しています。
プライベートでのとり方
プライベートでは思い出の記録がメインになります。朝にカフェへ行ってモーニングを楽しんだなら、家を出た時間とお店を出た時間をメモしておきます。そのときに誰とどんな会話をしたのかや、何の作業をしたのかもメモすると良いですね。誰かとの約束であればスケジュールに入れているかもしれませんが、思いつきで行動した場合はその記録がありません。なので、しっかりとライフログとして残しておくとのが良いです。
また楽しかったことや嬉しかったことなどの特別な感情があったなら、どんな出来事で、何を感じたのかも記録しておきましょう。それが大切な思い出になります。誰かと話して大笑いしたこともメモしておけば、思い出してまた笑うことができるので、1つの思い出で何度も楽しむことができます。
仕事でのとり方
仕事中は手帳はデスクの上に開いておきます。作業を始めるときに開始時刻と作業内容をメモします。作業が終わったら、開始時刻の後ろにハイフンを記入して、そのあと終了時刻を書きます。こうすることで、作業にかかった所要時間もあとからわかるようになります。
まとめ
いかがだったでしょうか?最後にまとめです。
- ライフログとは1日の活動内容を記録するもの
- 過去を振り返ることができるので、最高だった一日を再現できる
- 人生の大切な思い出を記録できる
- 見開き1ページで一日分
- 左ページにライフログ、右ページに日記
もし興味を持っていただけたら、ぜひライフログをとってみてくださいね!
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