- 資格取得や勉強、副業など夢や目標があるのに、ついだらけてしまう
- あっという間に一年が過ぎていくのに、自分は何も成し遂げてないと落ち込んでしまう
- 計画を立てても、延期やキャンセルをして計画倒れになってしまう
私もよくこんな状況になりやすいのですが、3つの原因をちゃんと対処していくことで、仕事で疲れていても、自己研鑽の時間を取れるようになりました。今回はそんな方法をご紹介します。
では、いきましょう!
目標達成を阻む3つの原因
計画倒れ
1つ目はせっかく目標に向けた計画を立てても、やりきることができず計画倒れになってしまうことです。これは自分が一定時間でこなせる作業量を見誤っていることで、適切な時間配分ができていないことが原因です。
例えばあなたが副業で動画編集を目指しているとしましょう。動画編集といっても「構成検討」、「動画カット」、「テロップ入れ」、「サムネイル作成」など複数のタスクがあります。
それらの最小単位をどれくらいの時間で完了できるか正確に把握できていないと、無謀な計画になってしまいます。見積もった時間内にタスクを完了できないから、できなかった分は明日に延期させたり、それでもできなければ、どんどんと後ろにずらしていくことになります。そうすると計画がそもそも役に立たなくなって、計画倒れの状態になります。
延期を許容してしまう
2つ目はちゃんとした計画を立てられたとしても、仕事で疲れていると「明日でもいいか」と延期することです。プライベートの目標だと他に迷惑をかける人もいないので気軽に延期してしまいます。そして、やりたいタスクを完了できない期間が続くとタスクへの興味も失ってしまいます。想像してみてほしいのですが、カレンダーにいつも同じタスクが表示されていたら、やりたい気持ちはなくなりますよね。1ヶ月も続いてしまうと、もうタスクを書いたときの興味はまったくなくなってしまって、本当にやりたいことだったのかもわからなくなってしまいます。そしていつのまにか、やらないといけない義務感に変わってしまうのです。
習慣がない
3つ目は作業する習慣がないことです。習慣がなければ計画をこなすことができません。そのため、目標達成に向けて取り組むための時間を日常生活に習慣として取り入れる必要があります。例えば通勤時間は発信活動のためのアイデア出しに使うなどです。その他にも、仕事から帰ってきたらまず1時間は勉強するというものも良いでしょう。
人間は習慣の生き物なので、良い習慣は自分で作る必要があります。計画を実行するために、毎日少しずつ行動を起こすことが重要です。
目標達成に向けた解決策
「15分でできる作業量を知る」ことで「計画倒れ」を回避する
1つ目の問題に対する解決策はずばり、「15分でできる作業量を知る」です。ここでは15分を最小単位として、タスクを作ることをおすすめします。
理由は毎日の忙しい仕事に加えて、自分のために確保できる時間はせいぜい1~1.5時間ほどかと思います。そのなかでタスクを進めるためには、15分を1タスクとして完了できるように予定を立てることです。たった15分であれば少なくとも1つはやれそうな気がしたり、気分に合わせて他の作業と順番を入れ替えても、最初に確保した1~1.5時間のうちに全タスクを完了できるなどスケジュール変更に強いと言う点があります。
また、作成するタスクは行動内容がすぐにわかるレベルであることが求められます。しかし、15分で完了できるようなタスクを設定していれば、タスク名を見ただけで何をやればよいかすぐにわかります。作業に取り掛かるまでに悩まなくて良いのはとてもいいですね。
DaiGoさんもタスクは具体的に何をやるかまで細かく書き込むことが大切だとおっしゃっています。
細かく手順を書き込まずに、その場で「何をどんな順でやるか」を決めていたら、時間が足りなくなります。ですから、スケジュールには予定ではなく、普段やる行動を書き込んでいきます。「やることは全部書く!」くらいの勢いで。
メンタリストDaiGo, 倒れない計画術 まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!, p.186
「申込み」を先にすることで「延期の許容」を回避する
2つ目の問題に対する解決策は、「変更できない終わりを設定する」ことです。例えば資格勉強であれば計画を立てるときに、受験の申込みしてしまいましょう。そうすれば自分が勉強を延期させてしまっても、受験日を変更することはできないので、間に合うように必死に取り組みますよね。
高校生が大学受験の勉強をするとき、たとえ自分が勉強をやらなくても受験日はずらせませんよね。社会人になるとプライベートでの目標には明確な期限の固定が難しくなります。だからこそ、自分で工夫して強制力のある期限を設定することが大切です。
申し込みというものがなければ、周囲に対していつまでにやり遂げるかを宣言するのも良いでしょう。とにかく自分の意思だけで気軽に終わりの期限を変更できないようにすることが大切です。
申し込みをすぐにすることの大切さはマコなりさんも紹介しています。
「できたことを記録する」で「習慣がない」を回避する
3つ目の課題に対する解決策は、「できたことを記録する」です。人間は習慣化の生き物と言われるくらい、習慣は強力なものです。
新しいことを習慣化するときのコツは、「達成できた日」や「成果物」を記録として残しておくことです。あなたが習慣化できない理由は、そもそも普段の生活に縁がなかった新しい活動なので、「やることを忘れてしまう」からです。
これから毎日アイデア出しをするぞと意気込んでも、仕事から帰ってくるとそんなことは忘れています。だからこそまずは記録をすることから始めるのです。
「その記録を忘れたら意味ないじゃん」
と思うかもしれませんが、記録を忘れないようにするためには常に見えるところや手元に記録用のノートを置いておけば大丈夫です。そのノートを見たらまずは、実績を記入するようにすれば、だんだんと習慣化したいことができるようになっていきます。
この記録ノートですが、私はアナログでやることをおすすめします。デジタルでも色々なツールがありますが、スマホはたくさんの娯楽があるので、作業の邪魔になってしまうため、おすすめしません。また、アナログノートほど記録させることに効果がありません。アプリだと一定時間に通知を出したりできると思いますが、YouTubeとかの楽しい時間を過ごしているときに、通知を見てもすぐに消してしまって、結局記録すらできなくなります。
なので、アナログノートで管理を始めることをおすすめします。
具体的なアクションプラン
では、実際にどうやっていくかを説明します。
計画を立てるフェーズ
目標から逆算して、15分単位で計画を立てましょう。このとき、資格の申し込みや応募があれば、すぐにやってしまいます。その期日をゴール日として、いつまでに何をする必要があるか逆算していきます。もし申し込みなどがない目標であれば、SNSや友人に、いつまでにやるかを宣言しましょう。人を巻き込むことで自分だけで気軽に予定を変更できなくなります。
15分単位で計画を立てるときは、自分の作業量を把握する必要がありますが、それはこちらのブログを参考にしてみてください。
行動するフェーズ
習慣化することを目的に、まずはできたことの記録を行います。予定していた日にどんな作業ができたのか、日付と成果物の記録をしていきましょう。記録用のノートは必ず目に入るところに置いておくか、持ち歩くようにしましょう。
記録を続けていると、そのうち記入されていない日があると気持ち悪くなってきます。そうなれば、自然と毎日継続することができるようになり、良い習慣を手に入れることができます。
まとめ
今回はプライベートの目標や夢を妨げる3つの要因について説明しました!もしあなたが自分自身の目標や夢を実現したいのなら、次の3点に取り組むことが大切です。
- 15分単位で計画を立てる
15分の短い時間単位なら、あなたは自分の目標を小さな段階に分割して取り組むことができます。 - 終わりを決める
何かを始めるときに、スケジュールの延期ができないように強制力をもたせましょう。そうすることで、あなたは目標に向けて着実に活動できるようになります。 - 習慣を記録する
記録することで、あなたは良い習慣を手に入れることができます。そして、毎日の習慣を記録することで、あなたがどれくらい目標に近づいているのかを把握することもできます。
これら3点を取り組むことで、自然とあなたの夢や目標へ向けた活動ができるようになります。
それではまた。
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