「いつまでたってもタスクを完了できない」
「次に何のタスクをしたらよいかわからない」
「タスクを細かく分解したいけど、どうしたらよいかわからない」
仕事や勉強でタスク管理をされている方にとってはよくある悩みですが、タスクを細分化する方法さえわかってしまえば誰でも簡単に解決できてしまいます。
今回は僕が考案したタスク細分化のフレームワークをご紹介します。
僕もタスクの粒度が大きくてどうしたら小さなものにできるか難しいと感じていたので、自分なりの答えを提供します。もし、タスクが終わらなくて悩んでいる方がいれば、ぜひ使ってみてください。
タスク管理のフレームワーク
僕が考案したタスクを細分化するためのフレームワークがこちらです。
- 成果物の明確化
- 資料収集
- タスク①
- タスク②
- タスク③
- 成果物の報告
順番に解説します。
1. 成果物の明確化
明確化フェーズでは、自分がこれから取り組むタスクを完了するために、必要な情報を調べることです。
具体的には次のものが当てはまります。
「資料作成」であれば、元になる資料を集めなければなりません。
なのでまずは、その情報がどこにあるのか、誰に聞かなればならないのかを把握することが最初のタスクになります。
※このフェーズではあくまで情報収集にとどまっており、実際に手を動かしてなにかを作るということはありません。
明確化フェーズで把握することは次のとおりです。
- 必要な資料、道具などがどこにあるのかを確認
- このタスクを実行する目的はなにか
- 納期はいつなのか
2. 資料収集
明確化フェーズで必要な資料や、誰に連絡をしなければならないということがわかったら、実際に集めていきます。
資料を自分のPCにダウンロードしてきたり、〇〇さんに電話をかけてヒアリングをしながら、必要な情報をインプットしていきます。
3. タスク①~③
ここからがメインタスクをクリアするために必要なサブタスクになります。
最終的な成果物を仕上げるための順序を考えながら、自分が取り組む作業をまとめていきます。
タスクの数に制限はありません。
ただ、1タスクあたり15分で完了できるレベルにしてください。
もし実際に取り組んだときに60分以上かかっても終わらないようであれば、それはタスクが大きすぎることを示しています。
なので、他に細分化できないかを考えてください。
サブタスクを作るコツ
着手しようとしている作業を具体的な行動にして記載してください。
資料作成というタスクであれば、こういった作業になると思います。
- パソコンでエディタを開く
- 目次を作る
- 本文を書く
- 見直しをする
ここで、ひとまとめにできるものはまとめてしまっても大丈夫です。
成果物の報告
サブタスクがすべて完了したら、晴れて成果物も完成します。そのあとは上司に提出するなりすればよいのです。
このようにメインタスクをいくつかのサブタスクに分解することで、次に何をやるべきかが明確になり、途中でまようことがなくなります。
また、15分ごとにタスクが完了していくのでちゃんと前に進んでいる感覚を実感できて自信も湧いてきます。
まとめ
最後に今回のフレームワークをまとめて記載します。
忘れがちなのは、1. 情報の調査と2. 準備です。
この2つが整っていれば、サブタスクを順調に進める事ができます。
また、サブタスクを作るときは実際の行動に着目してください。今からやる行動がサブタスクになりますので、具体的なことをイメージして書いてみてください。
- 成果物の明確化
- 資料収集
- サブタスク①
- サブタスク②
- サブタスク③
- 成果物の報告
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